歯が壊れる原因 TCH

歯がダメになってしまう原因は大きく分けると2つあります。

一つは細菌。歯の汚れから繁殖する虫歯菌、歯周病菌により虫歯になったり歯周病になったりします。だから毎日のブラッシングがとても大事なんですね。

2つ目は歯にかかる力。歯は骨と違い萌出したらカルシウムで強化されたりはしません。小学生頃に生えた大人の歯を大事に80歳、90歳まで使用しなければならないのです。

歯はとても硬い組織ですが強度にも限界があります。ヒビが入ったら自然に治ることはありませんし、欠けてしまったら義手や義足をつけるようにおぎなってあげるしかありません。それらは最初の状態よりは決して強くなったわけではありません。

TC H(ティース、コンタクト、ハビット)

常に上の歯と下の歯を噛み合わせている悪習慣のことです。

上の歯、下の歯は通常少し隙間(約2mm)があるのが普通です。歯と歯が接触する時間は1日で換算すると食事の時とわずかに会話の時に接触しますので20分位なんです。

1日気をつけて生活していると意外に食いしばってしまっていることに気づきます。

これは歯にダメージを受けるだけではなく肩こりや頭痛の原因にもなります。

普段は顎の力をフワッと抜き下の顎をぶら下げるイメージ(唇は閉じて大丈夫です)をしましょう。

また硬すぎるもの(氷や飴など)を歯で砕いたりはしてはいけません。

必要以上の力を歯にかけないようにし生涯大切にしていきましょう。