口臭を気にされて歯科医院を訪れる方もいらっしゃると思います。
また口臭が気になるがなかなか歯科医師に相談できない方も多いと言われます。
口臭を気にされている方で実際口臭がある方は6割程度、残り4割の方は口臭恐怖症と言って実際には口臭がない状態であると言われます。
口臭の原因はお口の中の細菌がお口の中のタンパク質を分解したときに出る揮発性硫黄化合物です。この状態になりやすものが歯周病です。そのため歯周病の治療は口臭にも効果があります。
虫歯は意外にも口臭の原因にはなりにくいのですが、(虫歯は酸性の環境のため揮発性硫黄化合物ができにくい)根っこの病気まで発展すると臭いの原因になりえると思います。
また細菌及びタンパク質が多い舌の後方3分の2は臭いの原因となりえる主犯格です。
起床時に柔らかめのブラシで舌のなるべく後方をお掃除すると効果的です。(1日1回にして下さい)
また最近では口臭に効果的なうがい薬もあるため併用されると良いでしょう。
まとめますと、歯周病の治療 舌の朝の掃除、うがい薬の併用が効果的です。