歯医者さんで歯型をとる時、よくゴムのような物を「噛んでください」と言われた事があると思いますが、あれは歯科用のワックスやシリコンであり上下の歯の噛み合せを確認するとっても大事な物です。
歯医者さんは噛み合わせは全体的に一番しっかり噛めるところを記録したいと考えています。
噛み合わせを記録する時に患者さんが右や左または前や奥で偏って噛んでしまった場合には出来上がった被せ物や入れ歯はかなりズレた状態になってしまいます。
ご自身で正しい噛みあわせの位置を確認する方法として
1、正しい姿勢で正面を向いて座る。
2、2回ほど大きく口を開けて顎の筋肉を伸ばす。
3、顎の力を抜いて軽く上下の歯をカチカチとタッピンングする。
4、その後そっと上下の歯を合わせる。
以上の4の位置が一番しっかり噛める場所の場合が多いです。
この位置に安定感がない場合は噛みあわせが悪い可能性がありますので歯医者さんに相談してください。