1. なぜ歯を大切にする必要があるのか
人の歯は乳歯から永久歯へと6歳頃から中学生くらいにかけて生え変わります。
永久歯に置き換わった後はもう生え変わりはありませんので寿命を全うするまで大切に使い続ける必要があります。
入れ歯はご自身の歯と比較すると30%~50%くらいしか噛めないと言われています。
永久歯は親知らずを抜かして28本あります。
80歳までに少なくとも20本の歯を維持し健康な食生活を送ることが理想です。
2. お口の中の環境は過酷です
お口の中は常に湿った環境にあり300種類以上、約4000億の細菌が存在し、
それらの細菌が歯を溶かし虫歯を作ったり、歯茎に炎症を起こし歯周病を発症したりします。
また歯にはご自身の体重と同じくらいの加重が毎日かかり、食品による温度差など-15度から80度くらいまでの温度変化があります。
この様な環境の中で何十年とご自身の歯を維持する事は大変な事なのです。
3. お口の健康を長く維持するためには
お口の健康を維持するためには
1.歯に加わる力を適正にコントロールする事
2.口腔細菌を極力減らし清潔に保つ事
この2点が重要です。
この2つには患者さんご自身が毎日のケアによってする事、および患者さんご自身ではどうにもできないことがあります。
当院では歯科医師および衛生士により毎日のケアのアドバイスおよびご自身では出来ないことのサポートをいたします。
4. 当院での取り組み
現状のお口の状態の把握
悪い生活習慣の改善へのアドバイス
お口の中で良くないところの修正の治療
衛生士による定期的なケアを行っていきます。
5. 定期的なケアについて
資格を持った衛生士が担当いたします。
また歯科医師によりお口の状況が変化がないかをチェックいたします。
お口の中を完全に整備するにはどうしても時間がかかるため当院では極力1時間の予約を頂いています。
ケアの間隔は患者様ご自身のお口の状況によりますが通常は3~4ヶ月に一度行います。